韓首相「在韓外国人は大切な資産」、世界人の日に

【ソウル２０日聯合ニュース】韓昇洙（ハン・スンス）首相は２０日、第２回「世界人の日」記念式でのあいさつで、「韓国政府は在韓外国人と韓国国民がひとつとなって生きていく温かな社会をつくるために全力を傾けてる」と述べた。在韓外国人は韓国国民とともに希望に満ちたあすを開いていく兄弟、家族、親戚であり、韓国社会の大切な構成員で資産だと強調した。
　韓首相は、オバマ米大統領の例もあるように、ゆくゆくは移民者や在韓外国人の中から優秀な高級官僚や長官、首相で出てこないとも限らないとし、優秀な企業家、教育者、科学者などさまざまな分野で活動する人が数多く輩出されることを確信していると述べた。その上で在韓外国人に対し、韓国の構成員としての自負を持ち、韓国を第２の故郷と考えてほしいと呼びかけた。

　記念式には在韓外交団、移民者の家族、外国人留学生や労働者、外国人支援団体関係者ら８００人余りが出席した。