ソウルでサムギョプサル1人前の価格が初めて2万ウォンを突破した。「韓国消費者院(KOREA CONSUMER AGENCY)」の発表した資料によると、ソウル地域のサムギョプサル1人前(200グラム)の平均価格は2万83ウォンと集計された。昨年2023年11月時点では19,000ウォンだったが、1,000ウォン近くの値上がりで、3年前の16,581ウォンと比べると21.1%も上昇した水準だ。
サムギョプサルと言えば外食のなかでも安く、手軽に食べられる国民食といった存在だったが、2017年11月に初めて1万6,000ウォンを越え、2021年9月には1万7,000ウォン台、2022年7月には1万8,000ウォンを記録した。物価の上昇はとどまるところを知らないようだ。
サムギョプサルを2人で食べ、焼酎1本で軽く楽しめたはずの外食が、少なくとも4万5,000ウォン以上もするようになる。韓国消費者院の調査価格はあくまで平均価格であり、実際に消費者が感じる外食費の上昇幅はより一層大きいと予想される。サムギョプサルだけでなく、外食費全体が値上げ傾向にあり、さらなる物価上昇に懸念の声が上がっている。
2024年全国サムギョプサル1人前価格
1位 ソウル 20,083ウォン
2位 大田 18,333ウォン
3位 慶尚南道 18,180ウォン
4位 全羅南道 18,074ウォン
5位 済州 17,944ウォン
※全14位中上位
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