敦化門路を「第２の仁寺洞」に、工芸村を造成

【ソウル７日聯合ニュース】ソウルの敦化門路を「第２の仁寺洞」に造成する事業が本格的に進められる。
　ソウル市は７日、敦化門路仁寺洞通り近くに位置する昌徳宮から地下鉄３号線鍾路３街駅までの区間に工芸村を造成することを決め、先ごろ同区勧農洞に位置する民間の５階建てビルを買い入れたと明らかにした。全面積６６５平方メートルのビルには工芸展示館と体験館を造成するほか、重要無形文化財保持者７～８人が無料で入居できる工房を設ける。来年４月にオープン予定。

　市は仁寺洞の伝統ギャラリーなどが居酒屋や喫茶店に押され次第に本来の姿を失いつつある点を考慮し、敦化門路一帯を「第２の仁寺洞通り」に変えていく考えだ。今後も敦化門路一帯の韓屋とビルを買い入れ、工芸品店やギャラリーを設置していく。市関係者は、賃貸料が高い仁寺洞に出店できない伝統工芸ショップなどが敦化門路に店を構えられるようにしていくと説明している。