「電動スクーター飲酒運転」BTSシュガさん、過去のバイク事故に再照明

ＢＴＳ（防弾少年団）のＳＵＧＡ（シュガ）さんの飲酒運転に過去の事故まで改めてスポットが当たっている。

韓国警察によると、６日ＳＵＧＡさんは午後１１時ごろソウル市竜山区漢南洞（ハンナムドン）の路上で飲酒状態で電動スクーターに乗っていたが倒れていたところを発見されたが、当時ＳＵＧＡさんは血中アルコール濃度が免許取り消し水準の０．０８％を超えた状態だったことが分かった。これに先立ち、ＳＵＧＡさんはデビュー前の２０１２年にバイクの配達アルバイトをしていて交通事故に遭い、肩を負傷した。上腕骨脱臼診断を受けたＳＵＧＡさんは当時活動していたブレイクダンスをやめたほどだ。

事故による痛みで２０１９年ＳＵＧＡさんは左肩関節周辺の軟骨破裂診断を受けて翌年縫合手術を受けたこともある。当時ＳＵＧＡさん側は「ＳＵＧＡ本人が兵役義務の履行において、そして兵役以降続く歌手活動のためにも健康な状態にすることが重要だと判断し、当社との長い悩みの末に手術を決めた」と説明したことがある。

一方、罰金および免許取り消しで事件が終結したことが分かったＳＵＧＡさんの飲酒運転事故はまだ事件が終わっていなかったことが明らかになった。当初、事故後所属事務所とＳＵＧＡさんは謝罪文に「電動キックボード」に乗ったと明らかにしたが、７日ＪＴＢＣのニュース番組『ニュースルーム』で公開された事故現場の防犯カメラや警察などによると、ＳＵＧＡさんが乗っていた移動手段は折り畳み式電動スクーターだったということだ。

電動スクーター・キックボードはどちらも飲酒運転をして摘発されれば血中アルコール濃度数値により免許が停止になるか取り消されて罰金が科される。最大時速が３０キロよりも速く排気量の多い電動スクーターは１０００万ウォン（約１０６万円）以下の罰金や懲役を受ける場合もある。

「虚偽の説明」などの論争が大きくなると、Ｂｉｇ　Ｈｉｔミュージックは再度コメントを出して「当社ではアーティストが利用した製品がサドルがついたキックボードと判断した。事案を縮小しようとする意図はなかった」と明らかにした。

また「飲酒測定後、すぐに帰宅措置が取られたため、その後手続きが残っている点をそこまで把握できず該当事案が終結したと認知された」とし「警察の追加調査に誠実に協力して結果を謙虚に受け入れる」と付け加えた。