‘チャングム’イ・ヨンエの手紙が東京ドーム濡らした

１１日、日本の東京ドームは、開場以来最大級規模のイベントで盛り上がった。午後６時３０分から始まった“宮廷女官「チャングムの誓い」ＦＥＳＴＩＶＡＬ　ｉｎ　Ｔｏｋｙｏ　Ｄｏｍｅ”には３万人の観客が殺到し、大盛況だった。

最初にドラマの一部を演じながら少女時代の“チャングム”チョ・ジョンウンがステージに現われると東京ドームをいっぱい埋めたファンは一斉に歓声で喜んだ。続いてチョ・ジョンウンは『宮廷女官チャングムの誓い』の主題歌『懐夫歌（オナラ）』を熱唱し、再び拍手を浴びた。主役を演じたイ・ヨンエが１部最後に登場すると東京ドームの熱気は最高潮に達した。イ・ヨンエは抽選で選んだファンを相手に泣くときの演技を指導したほか、彼女が熱い声援を送ってくれた日本のファンに送る感謝の手紙を読んだときは、感激のあまり涙を流す観客が続出した。

２部“諧和”では韓日両国の人気歌手であるシン・スンフン、森山良子、ポジションが特別コンサートを行った。この日のイベントには韓日両国の高齢者１００人が特別招待されたほか、小児がんなどの病気と戦う子供たちのためにチャリティコンサートを繰り広げている森山とシン・スンフンの善行に賛同する募金活動も行われた。

３部“恋歌”は、宮廷ファッションショーだ。１２月から上演される日本版ミュージカル『チャングムの誓い』の主人公菊川怜（２９）も東京ドームを訪れ、元祖チャングムの魅力にひたった。イベントが発表されて以来、韓日両国のチャングムが会うという期待が高かったが、イ・ヨンエと直接対話を交わす席は用意されなかった。菊川は「１２月、舞台でチャングムを演じるのに必ず見に来てほしい」と伝え「イ・ヨンエを直接見られて感激した」と話した。

日本で韓流ムードをまた盛り立てた“チャングムの誓いフェスティバル”出演陣は、アシアナ航空が韓流マーケティングの一環として運航中である“大長今号”に乗って１２日午前、金浦（キムポ）空港に帰国する予定だ。