造船業界受注額、前年比８１．５％の急減

【ソウル２３日聯合ニュース】韓国取引所が２３日に明らかにしたところによると、年初から今月２１日までの上場企業の単一販売と供給契約締結内容を公示ベースで調査した結果、総額１３兆２０２０億ウォン（約９５９５億１４００万円）で、前年同期に比べ４９．０％減少した。業種別契約額は、造船関連が２兆２７７４億ウォンで前年同期比８１．４％の急減を記録した。建設は６兆７３０億ウォンで、５．５％減にとどまった。
　上場法人の契約実績悪化は、世界的な景気低迷で海外受注が大きく委縮したため。輸出関連の契約総額は７兆６６１４億ウォンで６３．５％減ったのに対し、内需関連は５兆５４０５億ウォンで１２．７％増えている。

　企業別契約額は、サウジアラビアのガス処理施設など３件を２兆８４７９億ウォンで受注した現代建設がトップ。次いで、サムスンエンジニアリング（１兆２６１９億ウォン）、ＳＴＸ造船海洋（１兆４１６億ウォン）、サムスン重工業（９０７６億ウォン）、ＫＴ＆Ｇ（６４８５億ウォン）、錦湖産業（４１７２億ウォン）、大宇建設（４０９０億ウォン）、現代製鉄（３９７９億ウォン）、南海化学（３６３９億ウォン）、朝鮮耐火（３５８６億ウォン）と続いた。

　造船業の契約額トップ３は、バルク船３隻を受注したＳＴＸ造船海洋（１兆４１６億ウォン）、サムスン重工業（９０７６億ウォン）、韓進重工業（３２８２億ウォン）だった。