東京ドームが響き、ＮｅｗＪｅａｎｓも泣いた

女性アイドルグループＮｅｗＪｅａｎｓは２７日夜、日本初のファンミーティング「Ｂｕｎｎｉｅｓ　Ｃａｍｐ　２０２４　Ｔｏｋｙｏ　Ｄｏｍｅ」で涙を光らせた。公演会場である東京ドームに集まった４万５０００人余りのファンは熱い歓呼で５人を応援した。東京ドームは日本国内の室内公演会場で規模が最も大きい。日本トップ歌手や海外の有名歌手だけしか立てない「夢の舞台」と呼ばれる。ＮｅｗＪｅａｎｓはＫ－ＰＯＰグループ史上最短期間であるデビュー１年１１カ月、日本デビューシングル『Ｓｕｐｅｒｎａｔｕｒａｌ』リリース５日後に東京ドーム入りを果たし、２６～２７日２回公演「全席完売」を記録した。

２日間ＮｅｗＪｅａｎｓのファンミーティングに参加した観客は９万１２００人余りと推算される。中国北京から来たというチェンさん（２４）は「ＮｅｗＪｅａｎｓが大好きで絶対に来たかった」と伝えた。日本の大学生である橋本さんは「いろいろなことがあったけど、日本までＢｕｎｎｉｅｓに会いに来てくれてうれしい」と喜びを語った。


今回のファンミーティングにはこれまで足の甲の負傷で活動を休止していた最年少メンバーのヘインまで参加した。「完全体」で一つになったＮｅｗＪｅａｎｓは『Ｓｕｐｅｒ　Ｓｈｙ』『ＥＴＡ』などのヒット曲で客席の大合唱を引き出した。２０２２年デビューアルバム『ＮｅｗＪｅａｎｓ』から最近リリースしたシングル『Ｈｏｗ　Ｓｗｅｅｔ』まで、これまで発売したすべての歌をライブで熱唱した。

最も話題を集めたのはメンバーのソロステージだった。ヘリンはダンスソロで雰囲気を盛り上げ、ダニエルは自作曲『Ｂｕｔｔｅｒｆｌｉｅｓ』を初めて公開した。ミンジは日本の歌手Ｖａｕｎｄｙの『踊り子』で日本ＭＺ世代の感性を刺激し、ハニとヘインは１９８０年代の日本ヒット曲を選曲して「ＮｅｗＪｅａｎｓおじさんが好きな４０代以上の男性」の心を揺さぶった。ハニは松田聖子のヒット曲『青い珊瑚礁』を、ヘインは竹内まりやの『Ｐｌａｓｔｉｃ　Ｌｏｖｅ』を歌った。

渋谷に用意されたＮｅｗＪｅａｎｓのポップアップストアにもオープン前から６００人以上が並ぶ大盛況だった。現地メディアはＮｅｗＪｅａｎｓ特別版を製作して関連記事を１面に掲載した。