ＨＹＢＥ－ミン・ヒジンの紛争が飛び火…ＬＥ　ＳＳＥＲＡＦＩＭ側「実名言及は遺憾」

芸能事務所ＨＹＢＥ（ハイブ）と傘下レーベルＡＤＯＲ（アドア）のミン・ヒジン代表の攻防戦に、５人組女性グループＬＥ　ＳＳＥＲＡＦＩＭの所属事務所ソースミュージックまでが加わった。２５日に開かれたミン代表の記者会見で「パン・シヒョク議長がＮｅｗＪｅａｎｓを『ＨＹＢＥ１号ガールズグループ』としてデビューさせることを約束したが、ソースミュージック所属のＬＥ　ＳＳＥＲＡＦＩＭを先にデビューさせた」という主張が出ると、これに反論したのだ。

ソースミュージックは２６日、オンラインプラットホームＷｅｖｅｒｓｅを通じて「当社は公開的な場で事実でない内容および無礼な表現、そして他のアーティストの実名を尊重なく言及する昨今の事態に深刻な遺憾を表し、今後こうしたことが繰り返されないように強く要請する」と公示した。

続いて「事実関係が正確でない一方的な主張に基づいて派生した悪意の掲示文と無分別な憶測が多数発生している。当社はＬＥ　ＳＳＥＲＡＦＩＭに対する無分別な侮辱、虚偽事実流布、セクハラ、悪意的な誹謗と嘲弄、名誉毀損など悪性掲示物が深刻な水準に達していると判断し、アーティスト保護のために必要な法的対応を強化することを伝える」と明らかにした。

また「ＬＥ　ＳＳＥＲＡＦＩＭが他のアーティストに損害を及ぼしたという偽りの主張と事実でない内容を既成事実のようにして世論を形成する行為は明白な虚偽事実流布にあたる。嘲弄および暴言、アーティストの人格を冒とくする掲示物、セクハラなどもすべて告訴対象となる。悪性掲示物に対してはＳＮＳ、オンラインコミュニティーなどチャンネルを問わず厳重に対応する計画」と強調した。

ミン代表は２５日、法律代理人セジョン側と共にソウル瑞草区（ソチョグ）の韓国カンファレンスセンターで緊急記者会見を開き、ＮｅｗＪｅａｎｓを「ＨＹＢＥの最初のガールズグループ」としてデビューさせるという約束の下で準備していた中、ソースミュージック所属のガールズグループＬＥ　ＳＳＥＲＡＦＩＭが先にデビューすることになり、パン議長との対立が深まったという趣旨の主張を伝えた。

その後、ＨＹＢＥはこの日、これに反論する立場を通じて「（本人の別のレーベルでデビューさせるという）ミン代表の意見を尊重し、ソースミュージックの反対にもかかわらず、彼女たち（ＮｅｗＪｅａｎｓ）メンバーをＡＤＯＲに移管させ、１６０億ウォン（約１７億円）という巨額の資金まで支援して、ミン代表が望む形でＮｅｗＪｅａｎｓがデビューできるようにした」とし「この過程で会社を分割して契約を移転したため、ＮｅｗＪｅａｎｓのデビュー日程はＨＹＢＥの意図とは関係がなく遅れるしかなかった」と説明した。

続いて「ソースミュージックとミン代表間のＲ＆Ｒ論争に基づきＮｅｗＪｅａｎｓのデビュー日程が遅れ、ソースミュージックが準備するＬＥ　ＳＳＥＲＡＦＩＭが先にデビューすることになった」と説明した。