＜大リーグ＞朴賛浩、野茂の東洋人最多勝利に挑戦　

米プロ野球メジャーリーグが６日（以下、日本時間）に開幕する。 フィラデルフィア・フィリーズとアトランタ・ブレーブスの公式開幕戦を皮切りに、１チーム当たり１６２試合を行う。 巨額を投資したスター軍団のニューヨーク・ヤンキースに２９球団が挑戦する。 しかし昨年２８年ぶりにフィラデルフィアがワールドチャンピオンになり、万年最下位チームのタンパベイ・レイズがヤンキースの１４年連続ポストシーズン進出を阻止した点を考えると、今季も予想は難しい。　

◇コリアンメジャーリーガーの力＝朴賛浩（パク・チャンホ、３６、フィラデルフィア）はオープン戦でチーム最多となる２５奪三振をマークし、ライバルを圧倒した。

朴賛浩は今年、堂々とフィラデルフィアの第５先発をつかみ、今季、アジア投手通算最多勝記録の更新を目標に設定した。 現在の記録は野茂英雄（引退）の１２３勝だ。

朴賛浩は９６年にＬＡドジャースでメジャー初勝利をマークした当時、チームのエース野茂について「今の自分は野茂と比較にならない。 ２人の引退時期にもう一度注目してほしい」と語った。 １１７勝を記録中の朴賛浩は、７勝を追加すればアジア投手の最多勝記録を更新する。

秋信守（チュ・シンス、２７、クリーブランド）は昨年、韓国人打者最多打点（４６）および最多安打（８６）を記録した。 秋信守は今年、クリーブランドの正右翼手として開幕を迎える。 オープン戦で打率２割８厘（２４打数５安打）１本塁打・２打点・６得点を記録した秋信守は、７日のテキサス戦で今季のスタートを切る。