「韓国ＩＴ技術の探求は欧米の未来をのぞき見るもの」

「韓国は無線通信の未来を示す窓」

米経済誌のフォーブスが３日（韓国時間）韓国のＩＴ環境を激賛した。「韓国のインターネット・通信技術を探求するのは欧米の無線通信の未来をのぞき見るようなものだ」というのだ。フォーブスはこの日、「韓国のＩＴ環境とビジョンは世界のどの国とも比較できない」として特集記事を掲載した。

記事でフォーブスは、いつどこにでも存在するという意味の「ユビキタス」という単語を抜きに韓国で技術を論じるのは難しいと伝えた。フォーブスは、「広帯域インターネットからデジタルテレビまですべてが常に電源が入っておりユーザーとともにいられるように設計された」と報じた。

また韓国には腕時計と形と大きさが同じ携帯電話があり、社会的弱者の情報格差を解消するための国家機関まであると驚きを示した。韓国が未来技術に一歩近づいている理由としては革新的な企業と政府の強力な支援を挙げた。

先導企業の三星（サムスン）とＬＧが、社員が未来志向的に働けるよう訓練したことも成功要因だと分析した。フォーブスは、「両社のデザイナーは２年後の市場のトレンドを考えている」とし、２度にわたるサムスンのデザイン革命とＬＧの「テクノロジー＋デザイン」の概念を紹介した。同紙はインターネット中毒とサイバー犯罪が毎年増えているとし暗い側面も報道した。しかし未就学児から全国民が対象の情報通信倫理規定を作るなど対策づくりにも熱心だという点もともに伝えている。