＜野球＞明暗分かれた日本の韓国人選手

開幕戦を見ればシーズンが見える。 ０９年シーズンの開幕を控え、日本プロ野球に進出した韓国人選手の明暗が分かれた。

最も調子が良い選手は李承?（イ・スンヨプ、３３、読売）。 李承?はオープン戦で打率３割２厘、８本塁打を記録し、０６年以来３年ぶりに負傷なく開幕戦を迎える。

李承?は読売移籍初年の０６年、開幕戦で本塁打を含む５打席２打数２安打３四球３打点５得点と大爆発した。 その勢いはシーズンの最後まで続き、４１本塁打を記録した。

李承?は左肩の痛みを抱えながら迎えた０７年の開幕戦でも本塁打を放った。 肩から左手親指まで痛みを抱えながらも年間３０本塁打を放った。 昨年の開幕戦では４打数無安打と振るわず、結局、最悪の成績（打率２割４分８厘、８本塁打）でシーズンを終えた。

昨年日本に進出した林昌勇（イム・チャンヨン、３３、ヤクルト）は読売との開幕戦で８回に登板、李承?を含む中心打線をノーヒットに抑えた。 林昌勇は翌日から抑え投手となり、昨季３３セーブをマークした。 ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）とオープン戦で見られた林昌勇（イム・チャンヨン）の球威は昨年の開幕戦に劣らない。

中日ドラゴンズの李炳圭（イ・ビョンギュ、３５）は過去２年間、中心打線で開幕戦を迎えたが、今年は深刻な不振で２軍からのスタートとなった。 ヤクルトの李恵践（イ・ヘチョン）は肋骨の負傷のため今月中旬以降にマウンドに立つ見通しだ。