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青瓦台職員の性接待疑惑、警察がようやく捜査拡大

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青瓦台(チョンワデ、大統領府)行政官への性接待疑惑と関連し、事件を縮小しようとしているのではないかとの指摘を受けてきた警察が、ようやく捜査の拡大に乗り出した。

ソウル・麻浦(マポ)警察署は1日、「先月31日に新村(シンチョン)のルームサロンを家宅捜索した結果、ケーブルテレビ会社の法人カードで180万ウォン(約13万円)を支払った伝票などを確保した。該当業者のロビー疑惑を集中的に捜査する」と明らかにした。

このルームサロンは、問題となっている元青瓦台行政官が先月25日夜に同僚と放送通信委員会幹部、ケーブル放送会社関係者の3人とともに酒を飲んでいたところ。元行政官はここを出た後に老姑山洞(ノゴサンドン)のモーテルに遊興店の女性従業員とともに投宿し警察に摘発された。警察は1日午後8時ごろ、これまで潜伏していた元行政官を再召喚し取り調べを行った。

警察関係者は、「元行政官と女性従業員に対する調べが終わり次第、事件当日に元行政官と同席していた3人にも出頭を求める計画だ」と明らかにした。

これに先立ち警察は、この事件の捜査を指揮してきた麻浦警察署のキム・ヒョンドク生活安全課長を1日付けで陽川(ヤンチョン)警察署への異動を発令した。これについて警察は、「定期人事による異動」と説明しているが、事件の初期対応を誤ったことに対する問責人事との見方が出ている。

一方、青瓦台の鄭正佶(チョン・ジョンギル)大統領室長はこの事件について、「倫理・道徳的に最も厳格であるべき青瓦台職員が望ましくない事件にかかわっており国民に失望を与えたことを深く謝罪する」と述べた。

鄭室長はこの日、「大統領室に責任を持つ者として重い責任を痛感する。饗応提供を含めこれまで提起されたすべての疑惑を捜査機関で徹底して調査する」と強調した。

COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2009年04月02日 10:22
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