ＢＬＡＣＫＰＩＮＫ　ＹＧでグループ活動継続か＝個人専属契約は不透明

【ソウル聯合ニュース】韓国の人気ガールズグループ、ＢＬＡＣＫＰＩＮＫ（ブラックピンク）が、所属事務所のＹＧエンターテインメントでグループ活動を継続する方向で協議を進めていることが、２０日分かった。

芸能関係者によると、ＢＬＡＣＫＰＩＮＫのメンバー４人はグループ活動についてはＹＧと再契約する方向で詰めの協議を行っている。

　ただ、２０日午前の時点で契約書へのメンバー全員のサインは終わっていないという。ＹＧは最終的な契約可否が決まり次第発表する予定だ。

　ＢＬＡＣＫＰＩＮＫがグループ活動についての再契約を行えば、ＹＧとしては自社の最大のＩＰ（知的財産権）が守られることになる。

　ただ、グループではなくメンバー個人との専属契約については先が見えない状況だ。

　メンバーそれぞれがソロ歌手や俳優としても成功しており、有名ブランドのアンバサダー（広報大使）として活躍するなど世界的にも知名度が高いため、４人の考えをまとめるのは容易ではないとの見方も出ている。

　そのため、他の人気グループと同様に個人としてはＹＧを離れても、グループ活動はＹＧで行うと見る向きが多い。

　ＹＧはこれに対し「まだ決まっていることはなく、協議中」との立場を示した。

　ＢＬＡＣＫＰＩＮＫは２０１６年８月、ダブルタイトル曲「ＷＨＩＳＴＬＥ」「ＢＯＯＭＢＡＹＡＨ」でデビュー。ジェニー、ジス、ロゼ、リサの４人のメンバーからなる実力と美貌を兼ね備えたガールズグループとして、デビューと同時にスターダムにのし上がった。

　その後も「ＰＬＡＹＩＮＧ　ＷＩＴＨ　ＦＩＲＥ」「ＡＳ　ＩＦ　ＩＴ'Ｓ　ＹＯＵＲ　ＬＡＳＴ」「ＤＤＵ―ＤＵ　ＤＤＵ―ＤＵ」「Ｋｉｌｌ　Ｔｈｉｓ　Ｌｏｖｅ」「Ｌｏｖｅｓｉｃｋ　Ｇｉｒｌｓ」「Ｐｉｎｋ　Ｖｅｎｏｍ」「Ｓｈｕｔ　Ｄｏｗｎ」などリリースするたびにヒットを記録し、Ｋ―ＰＯＰを代表するスターとなった。

　ＢＬＡＣＫＰＩＮＫは昨年９月に発売したセカンドフルアルバム「ＢＯＲＮ　ＰＩＮＫ」が韓国ガールズグループとして初めて米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード２００」と英オフィシャル・チャート・カンパニーによる全英アルバムチャート「トップ１００」で１位を獲得し、名実共にワールドスターとして地位を固めた。

　昨年と今年には、世界で１８０万人を動員する韓国ガールズグループ最大規模のワールドツアーを成功させた。