「コリアセールフェスタ」１１日から　２５００社が参加＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国最大規模のショッピングイベント「コリアセールフェスタ」が、今月１１日から３０日まで開催される。産業通商資源部によると、今年のコリアセールフェスタは開催期間が例年の１５日間から２０日間に延び、参加企業も過去最多の２５００社に増える。

　小売業界はすでにセールを開始している。ロッテグループは今月２日から実施している「ロッテレッドフェスティバル」が１２日に終了して以降も、大型スーパーのロッテマートで生鮮・加工食品や日用品が最大半額になる割引セールなどを続ける。

　デパートのロッテ百貨店も、アパレル大手が参加するファッションフェア、アウトドアダウンファッションウイーク（アウトレット）、ウインターセール（１１月１７～１２月３日）を相次いで開催する。

　新世界グループは、１３～１９日に大型スーパーのイーマートで生鮮・加工食品を最大半額に割り引き、暖房器具や寝具などの冬物商品も割引販売する。

　大型スーパーのホームプラスはコリアセールフェスタの期間中、生鮮食品を最大半額に下げ、日用品を対象に１個分の値段で２個買える「１＋１」セールを実施する。

　現代百貨店もセレクトショップを中心に衣料品のセールを開催し、ギャラリア百貨店とＡＫプラザも同期間に割引プロモーションを展開する。

　家電メーカーもコリアセールフェスタに参加する。サムスン電子はテレビや冷蔵庫など１６品目、ＬＧ電子は衣類乾燥機や食洗機など最大２３品目を対象に、それぞれセールを開催する。

　自動車業界でも、現代自動車が２３車種・２万４５００台の限定セールを実施し、電気自動車（ＥＶ）の２００万ウォン（約２３万円）追加割引も提供する。起亜は８車種をモデル別に最大４２０万～７００万ウォン割り引く。

　映画館もＣＧＶ、メガボックス、ロッテシネマの大手３社が鑑賞料金の３０００ウォン割引などを実施する。このほか、免税店業界や化粧品業界、一部通販サイトもコリアセールフェスタに参加する。

　産業通商資源部の張瑛真（チャン・ヨンジン）第１次官は「物価高に消費者と小売業界がそろって苦しんでいるなか、コリアセールフェスタが皆に活力を与えるイベントになるよう願う」と話している。

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