ソウル市が露店モデル通り造成へ、デザイン案を確定

【ソウル８日聯合】早ければ１０月にも、ソウル市内に「露店モデル通り」が登場する。市は８日、無秩序に乱立した露店を規格化し、これを１カ所に集め時間制で営業を許可する露店モデル通りの設置を決定、デザイン標準案１０点を確定・発表した。
　デザイン案は教授やデザイナーなど専門家５人に考案を依頼したもので、販売品目に応じ工業製品用、調理飲食物用、農水産物用などに分けられている。デザイン案はほぼ既存の露店形態を維持しながらも、整ったデザインに都会風の色合い、パラソル型のカバーなどを備えている。

　市はデザイン案を基に実際の露店を制作し、来月にも展示会を開き露店経営者や市民に公開する。また、デザイン作品標準案をまとめた資料集を自治区に配布し、各区がそれぞれ適したデザインを選択しモデル通り事業に活用できるようにする。

　市は露店モデル通り事業の結果に応じ、露店のリニューアルを市内全域に拡大していく方針だ。