韓国競泳エースの黄宣優　車で歩行者ひき逃げの疑い

【鎮川聯合ニュース】韓国中部・忠清北道の鎮川警察署は１４日、ひき逃げの疑いで競泳男子韓国代表の黄宣優（ファン・ソヌ）選手（２０）を取り調べていると発表した。

警察などによると、黄選手は１３日午後７時半ごろ、車でトレーニング施設の鎮川国家代表選手村に入ろうとしたところ、横断歩道を渡っていた８０代の歩行者にドアミラーをぶつけ、何の措置も取らずにその場を離れた疑いが持たれている。ドアミラーが壊れるほどの大きな衝撃があったが、歩行者に大きなけがはないという。

　黄選手は事故発生から約３０分後に現場に戻り、この歩行者の通報を受けて出動した警察に自分が事故を起こしたようだと供述したとされる。警察は正確な事故の経緯を調べている。

　同選手は韓国競泳界のエースで先月に日本の福岡で開かれた世界水泳選手権の男子２００メートル自由形で銅メダルを獲得している。