旅行控え依然、韓国人出国者数が１０カ月連続減

【ソウル２３日聯合ニュース】外国人観光客は絶え間なく押し寄せているものの、韓国人の海外旅行は減少傾向が続いている。
　韓国観光公社が２３日に明らかにしたところによると、先月の外国人入国者数は６６万６９２８人で、前年同月比２５．７％増加した。一方、韓国人の出国者数は同３３．５％減の７５万３６４１人と、１０カ月連続で減少をみせた。景気低迷が深刻化していることに加え、ウォン安などで冷え込んだ消費心理がなかなか回復しないためと、旅行業界は分析している。

　先月の訪韓者を国・地域別に見ると、日本人が４４．１％、中国人が１９．２％、台湾人が３．６％などとなった。