韓日外相きょうインドネシアで会談 汚染水問題議論へ

韓国の朴振（パク・ジン）外交部長官と日本の林芳正外相は１３日、インドネシア・ジャカルタでの東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）関連外相会議を機に会談する。東京電力福島第１原発の処理済み汚染水海洋放出問題を取り上げる見通しだ。韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領も１２日（現地時間）にリトアニア・ビリニュスで日本の岸田文雄首相と会談し、この問題に関する韓国の要請事項を伝えている。

韓日外相会談では、北朝鮮が１２日（日本時間）に実施したとする固体燃料式の大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）「火星１８」発射実験を非難し、韓日、韓米日による連携した対応の重要性を再確認するとみられる。

朴氏はこの日、ＡＳＥＡＮプラス３（韓中日）外相会議にも出席する。３カ国は福島汚染水の海洋放出、台湾情勢、韓米日連携などを巡りそれぞれの立場を表明する見通しだ。朴氏は中国外交担当トップの王毅共産党政治局員と約１年ぶりに対面することになる。