７月１日、西海(ソヘ)線が延伸

2023年７月１日、京畿道(キョンギド)の富川(プチョン)市と安山(アンサン)市を結ぶ電鉄・西海(ソヘ)線が、高陽(コヤン)市まで延伸する。

西海線は2018年６月に開通した路線で、これまで素砂(ソサ)駅から元時(ウォンシ)駅までの約23.3kmを約30分で結んでいたが、今回の延伸によって素砂(ソサ)駅から北へ、「金浦(キンポ)国際空港」を経て、高陽市の大谷(テゴッ)駅まで乗り入れる。

注目は国際線の一部と、多数の国内線が離発着する金浦国際空港駅への乗り入れだ。金浦空港の駅と言えば、地下鉄５号線、９号線、空港鉄道、金浦ゴールドラインの４路線が乗り入れていたが、今回、西海線が加わり５路線が乗り入れる駅へとグレードアップした。

金浦国際空港から高陽市、富川市、安山駅など南北の移動が大きく改善されることになり、利用客が大きく増えることが予想される。今回、開業した西海線の駅は以下の通り。

・富川総合運動場駅　※地下鉄７号線と乗り換え
・遠宗(ウォンジョン)駅
・金浦空港駅　※５号線など４路線と乗り換え
・陵谷(ヌンゴッ)駅　※京畿・中央線と乗り換え
・大谷(テゴッ)駅　※３号線、京畿・中央線と乗り換え