タリバン「囚人釈放要求に変わりはない」

タリバンは７日、ブッシュ米大統領とカルザイ・アフガニスタン大統領が韓国人人質事件に関し‘譲歩はしない’という立場を明らかにしたなか、「タリバン囚人の釈放を要求する立場に変わりはない」と強調した。

タリバンのアフマディ報道官はこの日、アフガン・イスラミック・プレス（ＡＩＰ）を通じて発表した指導者委員会の声明を通じて、「ブッシュとカルザイの会談はいかなる結果も出せなかった。過去６年間と同じ話を繰り返しただけだ」とし、「アフガンの状況の改善に向けたいかなる新しい提案も出せなかったし、廃虚を招く戦争に関する立場だけを明らかにした」と非難した。

また声明は「両首脳は脅迫する軍司令官と同じだ。タリバン囚人の釈放を主張してきたわれわれの従来の立場に変わりはない」と強調し、「われわれは侵略勢力に対する攻撃と政府支援者の拉致を続ける」と警告した。

アフマディ報道官は声明を朗読した後、「われわれは（タリバン囚人を釈放しろという）要求をあきらめない。この要求は受け入れられなければならない」とし「そうでなければ人質は死ぬことになるだろう」と語った。

ニューデリー＝ＹＯＮＨＡＰニュース