サッカー韓国代表の孫準浩、中国で拘束捜査「最長7カ月」危機…外交部も動く

お気に入りに追加 (登録者 : 0人)  印刷する
中国公安に拘束されたサッカー韓国代表選手の孫準浩(ソン・ジュンホ)選手(山東泰山所属)に対する捜査が長期化する見通しだ。韓国外交部は20日、「迅速で公正な捜査が行われるよう中国側と外交チャンネルで意思疎通している」と明らかにした。

外交部の任洙ソク(イム・スソク)報道官はこの日、定例記者会見で孫選手に対する捜査状況について「現地公館は中国側と緊密に意思疎通していて、これまで領事の面談など必要な領事助力を持続的に提供している」と述べた。

中国瀋陽の韓国総領事館は現在まで孫選手と3回面談し、食べ物など必要な物品を伝えたという。まだ孫選手に対する人権侵害は把握されていない。

孫選手は先月12日、上海空港で家族と共に出国するところ、中国公安に連行された。職務に関連して他人の財物を不法授受した場合に適用される「非国家工作員収賄」容疑だった。詳細はは伝えられていないが、孫選手が所属する山東泰山の郝偉前監督と選手らが八百長などの容疑で取り調べを受けた件と関連しているとみられる。

中国公安が孫選手に対する本格的な司法処理手続きに入ったことで、孫選手は数カ月間にわたり拘束状態で捜査を受けて起訴される可能性が高まった。中国では検察による拘束捜査が最長7カ月まで可能だ。中国公安は17日、刑事拘留状態で「重大犯罪」容疑者を取り調べる最長期限の37日を満たした後、孫選手を拘束捜査に転換した。韓国の場合、警察は逮捕後48時間以内に検察を通じて裁判所に拘束令状を請求しなければならないが、中国は拘束令状の請求なく37日まで独自の権限で容疑者を拘束できる。

中国メディアで孫選手が重刑になる可能性があるという報道まで出ている中、政府は孫選手関連の捜査状況を把握するのにも困難があることが把握された。中国は国内法に基づき事件担当弁護士が当事者でない第3者に具体的な事項を共有できないようにしている。このため在瀋陽韓国総領事館が孫選手と面談したものの事件関連の情報は得られず、大韓サッカー協会も1日にチョン・ハンジン経営本部長と弁護士を中国に急派したが、特に成果はなかった。

一部では、孫選手の事態に関連し、最近悪化している韓中関係による中国側の「人質外交」という指摘も出ている。外交筋は「孫選手の拘束以降、中国に対して強い発言をした学者らが万が一の事態を考慮しながら中国出張を避ける雰囲気」と伝えた。

中国当局は孫選手の捜査に関連し、5月に拘禁の事実を確認した後、公式的な言及を控えている。韓国政府も孫選手に対する捜査は現在の韓中関係と関係ないという立場だ。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2023年06月21日 09:21
コネスト予約センターコネスト予約センターコネスト予約センター
・営業時間 9:30~18:00(月~土)
・休業日  日曜日・1月1日
道路名住所」とは?
2014年から施行された新しい韓国の住所表記法です。 → 詳細
ログイン 予約の確認
無料会員登録
コネスト会員になるとより韓国が近くなる!
レート・両替・物価 韓国の天気 カレンダー 翻訳
注目のニュース
韓国首相が日本の9知事と面会交流へ
景福宮の石垣で用を足す中国人の男女
「休んでいる」30代過去最多=韓国
韓国大学入試で観光地の開館時間変更
WBCで日本に対抗 球速の投手9人
衝突事故 日本人夫婦の赤ちゃん重体
13日大学入試IVEイソら受験せず
平壌中心部で大規模火災 建物が全焼
ブランド品と純金 滞納者の家=韓国
警官を路上生活者にしたAPEC
週間アクセスランキング
日本で活動デボちゃん虚偽情報拡散か
25.11.06
韓国大学入試で観光地の開館時間変更
25.11.12
韓国コスメ業界を揺るがす偽化粧品
25.11.07
またも…飲酒運転 カナダ人が死亡
25.11.06
ソウル漢江で軍服姿の中国人が行進
25.11.07