韓国でふた全体が開く「手榴弾ビール」発売…パンと音がする異色ビール

韓国コンビニＵエンスストアのＣＵは韓国で初めて缶の上面のふた全体が開く「サドンアタック・パン・クリームエール」を発売すると１２日、明らかにした。

このビールは上下に振ってから缶のふたを開ければパンという音がする異色の製品であり「手榴弾ビール」という別称を付けた。音の大きさはクラッカー程度の９０－１００デシベル。最近話題になった日本のビールがふたを開けた時に泡が出てくる視覚的な要素を強調したとすれば、このビールは聴覚的な楽しさを強調したと、ＣＵ側は説明した。

前後のパッケージを手榴弾のイメージでデザインし、コンビニの主な消費層の２０・３０世代が主に利用するネクソンゲームズの人気シューティングゲーム「サドンアタック」とコラボした。

サドンアタック・パン・クリームエールはスペシャルモルトを使用し、ビールの味とトロピカルな風味、炭酸と泡が調和し、やわらかい喉越しが魅力的という。アルコール度数は４．７％。一般商品とは異なる高次元の工程上１５万缶を限定生産し、今後、顧客の反響をモニタリングして追加生産を検討する予定だ。

ＢＧＦリテールの関係者は「ビールの差別化に注力する理由は、ビールの売り上げがコンビニの酒類全体の約６割を占めるほど人気があるため」とし「夏には需要が爆発的に増えるため、この商品で夏のビール市場のトレンドをリードしていきたい」と話した。