韓国政府が不法滞在者を取り締まり 薬物犯に入国の永久禁止も

韓国法務部は８日、今月１２日から７月３１日にかけ、警察庁や雇用労働部などと合同で不法滞在の外国人の取り締まりを実施すると発表した。国民の安全を脅かす薬物などに関する外国人犯罪者や、不法滞在を助長する不法入国・就労のブローカーらを重点的に取り締まる。

法務部は、軽微な薬物犯であっても刑事罰に加え強制退去させて入国を永久的に禁じるなど厳しい対応を取り、不法滞在の外国人による薬物の流通・拡散を阻止する方針だ。

同部は今年３～４月にも合同取り締まりを行い、不法滞在・就労の外国人７５７８人を摘発。このうち６８６３人に強制退去などの出国措置を取った。