外国人乗り継ぎ客へのビザなし入国許可 段階的に再開へ＝韓国

韓国法務部は２８日、韓国で国際線を乗り継ぎする外国人旅客を対象にした無査証（ノービザ）入国許可制度を段階的に再開すると発表した。同制度は新型コロナウイルス対策の一環として一時停止されていた。

まずは３０日から、▼第三国に向かうトランジット旅客▼修学旅行の中国人青少年――に対しビザなし入国を認める。５月１５日からは▼仁川空港の一般乗り継ぎ客▼済州空港の団体乗り継ぎ客▼日本の団体観光査証を所持する中国人団体客――も許可対象とする。

法務部は「今回の措置により外国人乗り継ぎ客の韓国入国と観光が増えれば、宿泊やショッピングといった観光産業の活性化、内需刺激などさまざまな効果が期待される」と説明した。