ドラマ「ザ・グローリー」の舞台・セミョン市はどこにある？

ソン・ヘギョが主演するネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「ザ・グローリー　～輝かしき復讐～」のパート２が、10日に配信開始され、世界的に話題になっている。

学生時代の凄まじいとも言えるいじめ(韓国では『学校暴力(학폭)』と言う)に対しての復讐劇を描いた本作品、日本でも人気だが、劇中の舞台である「セミョン市」とは韓国の一体どこにあるのだろうか？

実は、「セミョン市」は劇中で作られた架空の都市であるため、実在はしない。

ソウルから電車に乗って往来ができる距離であるという描かれ方をしている点から、似たような名前の実在都市の「世宗市(セジョンシ)」をモチーフにしているという意見が韓国のネットでも散見される。
実際に、世宗市内でロケをしている撮影シーンも多いようである。

ドラマ序盤でソン・ヘギョ演じるドンウンがイ・ドヒョン演じるヨジョンから囲碁を教わる公園のシーンは、忠清北道(チョルラブット)清州市(チョンジュシ)にある清州中央公園で撮影がされた。


さらにドンウンが、復讐相手の夫であるハ・ドヨンと初めて囲碁をうち、のちに自身がヨンジンからいじめを受けていた過去を告白した、碁盤と碁石を模した大きな広場のような場所は、ドラマ「トッケビ」の撮影地でもある仁川(インチョン)の青蘿中央湖公園(チョンナチュンアンホスコンウォン)のセットである。
こちらは撮影セットとして作られたが、ドラマの人気が高まったことにより、仁川市が４月から期間限定で一部セット場を再現して市民に開放することを発表している。