寧越、大雨で浸水・孤立など被害相次ぐ

５日、大雨警報が下されたなか、江原道寧越（カンウォンド・ヨンウォル）地域に１５０ミリの大雨が降り、低地帯が浸水し、鉄道の路盤が流失するなどの被害が相次いだ。

同午前、寧越郡寧越邑ハソン里、永興里（ヨンフンリ）など低地帯の家屋５８軒が浸水した。浸水地域の住民は付近の町の会の会館や高い地帯に避難した。大雨で渓谷などに孤立する人も続出した。同午前８時ごろ、同道旌善郡新東邑雲峙里（チョンソングン・シンドンウプ・ウンチリ）「スドン村」付近の東江（トンガン）では約３９人が孤立されたが、およそ２時間後に１１９レスキュー隊により救助された。

また、午前８時３３分ごろ、寧越郡西面広津里（ソミョン・クァンジンリ）の「メルン村」でも８人が孤立したが同レスキュー隊に救助された。同午前６時５０分ごろ、同郡南面倉院（ナムミョン・チャンウォン）２里では、約１００メートルにのぼる鉄路の路盤が流失、寧越～堤川（ジェチョン）区間の運行が中断された。大雨警報が発効中の寧越地域には、同午前１１時現在１５４．５ミリの雨が降り、午前一時、１時間あたり７６ミリの大雨が降ったりもした。

ＹＯＮＨＡＰニュース