韓国雑踏事故から１００日　国会が５日に追悼行事

【ソウル聯合ニュース】韓国の国会が、１５９人が亡くなったソウル・梨泰院の雑踏事故から１００日目を迎える５日に追悼行事を開催することが３日、分かった。

政界関係者によると、追悼行事は５日午前１０時から国会議員会館で行われ、遺族や生存者、近隣店舗の関係者と与野党幹部が出席する。

　事故の真相解明などに取り組む国会の国政調査特別委員会が主催し、国会の研究団体である生命安全フォーラムが主管する。

　生命安全フォーラムに所属する最大野党「共に民主党」の李誕熙（イ・タンヒ）議員は報道資料で「社会的惨事により犠牲者や遺族はもちろんのこと、生存者、救助者、目撃者、公的救助者など残された人々の苦痛が非常に大きい」として、民意を代表する国会が国家機関として初めて公式追悼行事を行うと説明した。

　行事では金振杓（キム・ジンピョ）国会議長と与野党幹部が追悼の辞を述べる予定だ。

　プロテスタント、カトリック、仏教、円仏教による追悼儀礼や合唱団の公演も行われる。