韓国・華川の「ヤマメ祭り」盛況 海外メディアも相次ぎ報道

韓国北部の江原道華川郡で２９日まで開催中の「華川ヤマメ祭り」の来場客が累計１００万人を突破した中、海外メディアでも相次いで祭りが紹介されている。同郡は２５日、ヤマメ祭りが開幕した７日から２４日までの間に５２カ国・地域の１９８のメディアで計５１２件の関連ニュースが報じられたと明らかにした。

華川郡によると、祭りはアジアや欧州、米州、アフリカ、オセアニア、中東など世界各地で紹介されている。海外の大手通信社のほか、中国や日本などのテレビ局が祭りの様子を報じたという。

華川郡は外国人観光客誘致のため、毎年海外のマーケティング関係者や海外メディアの記者を招いてヤマメ祭りの説明会とファムツアーを行っている。同郡の崔文洵（チェ・ムンスン）郡守（郡の首長）は、「海外メディアの関心と報道が海外の観光客にヤマメ祭りを知ってもらうのに大きく役立っている」と説明した。

２００６年から毎年１００万人以上の観光客が訪れているヤマメ祭りは今年も来場客が１００万人を超え、異常気象と新型コロナウイルスの感染拡大で祭りが開催できなかった２０年から２２年までの３年間を除く通算１４年にわたり「ミリオンフェスティバル」の称号を手にした。