22年の航空交通量16%増 国内線が過去最多に=韓国

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韓国国土交通部は18日、2022年に韓国の航空路を利用した航空機は53万9788便で、前年比16.0%増加したと発表した。1日平均1479便が飛行した計算になる。国内外で新型コロナウイルス対策の防疫措置が緩和されたことを受け、昨年6月以降の航空交通量が大幅に増加した。特に国内線の交通量は過去最多となった。

22年の国内線の交通量は26万3432便と、統計の作成が始まった1996年以降で最多を記録した。地方の小規模空港で交通量が減少したものの、ソウルと南部・済州島を結ぶ金浦―済州線の増便が追い風になった。

1日平均は722便。新型コロナ感染拡大前だった19年の675便から20年は605便に減った後、21年に719便に盛り返し、昨年も増加した。新型コロナ禍で国際線の運航便数が減った国内の航空各社が、国内線の便数を増やしたとみられる。

国際線の22年の交通量は27万6356便だった。新型コロナの水際対策の緩和に伴い、東南アジアと米州、日本路線を中心に運航再開の動きが広がり、前年から約36%増加した。1日平均も757便にまで回復した。19年には1632便に上ったが、20年は547便に落ち込んでいた。

昨年最も航空交通量が多かった空港は、国際線がメインの仁川空港で19万244便(1日平均521便)。前年比24.6%増加し、済州空港を抜き返した。前年に最も多かった済州空港は6.8%増の17万7416便、次いで金浦空港が4.5%増の16万650便だった。

国土交通部の担当者は、閉ざされていた空の便が本格的に回復し始めたとし、交通量の増加傾向は今後も維持されるとの見方を示した。
COPYRIGHTⓒ YONHAP NEWS  2023年01月18日 10:45
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