登山者が発見…価値６億8000万ウォンの415グラム「希少山参」＝韓国

全羅南道（チョンラナムド）の山地で重さ４１５グラムの希少山参（高麗人参）が発見された。この山参の価値は６億８０００万ウォン（約７２３０万円）と推定された。

韓国伝統シムマニ（山参採取者）協会によると、昨年１１月に全羅南道順天市（スンチョンシ）と和順郡（ファスングン）の境界の山地で登山者が４１５グラムの山参を発見した。

協会は山参の色、形態、樹齢、大きさ、重さ、味、香りなどが国内の山参と比較して特色があるとみて、忠北先端園芸センター研究陣と忠北大園芸科学とペク・ギヨプ教授チームに成分分析などを依頼した。

分析の結果、山参のサポニン成分のうち抗がん作用が最も優れた物質Ｒｇ３の含有量が多いことが分かった。協会は１０００年前の百済と統一新羅時代の山参と似ていると説明した。

協会は２００９年に中国山参市場で６億ウォンで落札された自然山参と比較し、この自然山参の価値を６億６０００万ウォンと推定した。