韓国代表期待の左腕投手「WBCは必死にやる」

昨シーズン韓国プロ野球リーグで１０勝をマークし、韓国代表チームでの活躍が期待される左腕投手・李義理（イ・ウィリ）がワールドベースボールクラシック（ＷＢＣ）の準備を開始した。

李義理は９日、韓国放送局ＭＢＣのインタビューで、自身が４歳の時に開催されたＷＢＣ第１回大会の韓日戦逆転勝利に言及しながら「（ＷＢＣで）最も多く見たのは李鍾範（イ・ジョンボム）監督の逆転打で、最も記憶に残っている」と語った。

李義理は「ただ（大リーガーを）相手にすることだけでも良い経験になると思う。そこに立つことは格別なことであり、必死にやらなければいけない」と意欲を表した。

今年はＷＢＣにアジア競技大会まで、所属チームはもちろん代表チームでも真価を見せなければならないシーズンだ。李義理は９日、米ロサンゼルスに向けて出国し、李政厚（イ・ジョンフ）と共に米国で体づくりに入る。

新人だった２年前の東京オリンピック（五輪）で初めて太極マークを付けた李義理は、先発登板した２試合ともに５イニングを投げて９奪三振をマークし、国際舞台での可能性を見せた。