韓国の新規コロナ感染者５万８３７９人　１カ月半ぶり５万人超

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は１日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から５万８３７９人増え、累計２５６１万５６６７人になったと発表した。

新規感染者数は週末に検査数が減る影響で１万８５１０人にとどまった前日より３万９８６９人増えた。１週間前の先月２５日（４万３７４２人）に比べ１万４６３７人、２週間前の同１８日（３万３２２１人）に比べると２万５１５８人多く、増加傾向が鮮明になっている。

　新規感染者数が５万人を超えるのは９月１６日以来、１カ月半ぶりとなる。火曜日に発表される新規感染者数としては９月６日以降、８週ぶりの高水準となる。

　新型コロナの第７波への懸念が高まる中、感染者数の増加が本格化している。中央災難（災害）安全対策本部の鄭錡碩（チョン・ギソク）新型コロナ特別対応団長は１０月３１日の記者会見で、「患者が急増し、増加傾向が続けば第７波と断定できるが、今は予測しにくい」としながらも、「増加は不可避」との見通しを示した。

　この日の新規感染者のうち海外からの入国者は６８人で、前日より１２人多い。市中感染者は５万８３１１人。

　重症者数は前日と同じ２８８人だった。

　新たな死者は３３人で前日より１５人増えた。死者の累計は２万９２０９人。致死率は０．１１％。