韓国の新規コロナ感染者３万535人 累計2500万人突破

韓国の中央防疫対策本部は１２日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から３万５３５人増え、累計２５０２万５７４９人になったと発表した。

２０２０年１月２０日に国内で初めて感染者が確認されてから２年８カ月で累計感染者数が２５００万人を超えた。統計庁が推計した今年の韓国の人口（５１６２万８１１７人）の約半分（４８．５％）が感染した計算になる。感染しても陽性判定を受けていない「隠れ感染者」もいることを踏まえると、実際の感染者数はこれより多いと推定される。

この日の新規感染者数は前日（１万５４７６人）の２倍近くに増加した。「ハングルの日」の連休（８～１０日）に減少した検査件数が前日に平日の水準を回復し、感染者数が再び増加したとみられる。

新規感染者数は１週間前の５日（３万４７３１人）に比べ４１９６人、２週間前の先月２８日（３万６１３２人）と比べると５５９７人少なく、緩やかな減少傾向を保っている。水曜日発表の新規感染者数としては７月６日（１万９３５２人）以来１４週ぶりの低水準。

この日の新規感染者のうち、海外からの入国者は前日より２５人少ない７０人だった。市中感染者は３万４６５人。

同日発表された重症者数は、前日から５０人減の２６３人となっている。重症者数が３００人を下回ったのは７月２３日（２７６人）以来８１日ぶり。

新たな死者は１５人で前日に比べ５人多いが、２日連続で２０人を下回った。死者の累計は２万８７２３人。致死率は０．１１％。