韓国の新規コロナ感染者８万２００２人　前週の約１．２倍

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は３０日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から８万２００２人増え、累計１９７０万２４６１人になったと発表した。

新規感染者数は前日（８万５３２０人）に比べ３３１８人少ないものの、１週間前の２３日（６万８５３７人）の約１．２倍、２週間前の１６日（４万１３０２人）の約２倍となっている。感染者数は今月に入り前週比で約２倍増加する状況が続いていたが、先週中ごろから増加ペースが鈍化している。

　政府は慎重ながらも、ピーク時の１日当たりの新規感染者数が当初予想していた３０万人を下回る可能性があるとの見通しを示している。白敬蘭（ペク・ギョンラン）疾病管理庁長は２９日の記者会見で「ピーク時に当初の予想より少ない２０万人水準の新規感染者が発生する可能性がある」と述べた。

　この日の新規感染者のうち海外からの入国者は３９７人で、市中感染者は８万１６０５人だった。

　重症者数は前日比８人増の２４２人で、５月２６日（２４３人）以来の高水準となった。

　新たな死者は前日と同じ３５人だった。死者の累計は２万５０２７人。致死率は０．１３％。