韓国の新規コロナ感染者１万8511人 前週の約２倍＝増加傾向鮮明に

韓国の中央防疫対策本部は７日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１万８５１１人増え、累計１８４５万１８６２人となったと発表した。新規感染者数は前日よりは８６０人少ないが、１週間前の先月３０日（９５９１人）の１．９３倍、２週間前の先月２３日（７４９３人）の２．４７倍となった。

変異株・オミクロン株の流行がピークに達した後、減少を続けていた新規感染者数は先月２７日（３４２３人）に底を打ち、再び増加に転じている。政府は感染者が増加傾向に転じたと判断し、再流行につながるかどうかを注視している。

この日の新規感染者のうち海外からの入国者は１９４人で、前日より３０人減った。ただ、先月２４日以降１４日連続で１００人を上回っている。先月から施行された入国者の隔離免除や国際線航空便の増便などで入国者が増えたことが影響している。市中感染者は１万８３１７人だった。

新たな死者は１０人で、前日より３人多かった。死者の累計は２万４５９３人。致死率は０．１３％。重症者数は５６人となっている。

新型コロナワクチンの接種率（２回目接種）は８７．０％で、３回目の接種率は６５．０％、４回目は８．７％となっている。現在、１８７６万８０００回分のワクチンが残っている。