SMエンタ李秀満氏とサウジ長官の会談にサプライズ登場の「SM理事」はBoAだった

ＳＭエンターテインメントの李秀満（イ・スマン）総括プロデューサーが８日、ソウル聖水洞（ソンスドン）社屋でサウジアラビアのバデル・ビン・アブドゥッラー文化省長官に会い、文化協力方案を議論した。この日の行事には「アジアのスター」歌手ＢｏＡ（ボア）もサプライズで参加した。

１２日、ＳＭエンターテインメントによると、李総括プロデューサーとバデル長官はＳＭエンターテインメントのグローバルコンサートブランド「ＳＭタウンライブ（ＳＭＴＯＷＮ　ＬＩＶＥ）」のサウジアラビア開催、サウジアラビアの制作会社との協業による映像コンテンツ制作、音楽公演会場の造成などについて意見を交わした。この場に出席したＢｏＡは、２０１４年からＳＭエンターテインメントの非登記理事として活動中だ。

李総括プロデューサーは「私が構築したＣＴ（Ｃｕｌｔｕｒｅ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ）システムを活用してサウジポップ（Ｓ－Ｐｏｐ）をプロデュースし、サウジアラビアの有能な人材をグローバルスターとして育てられるように協業方案を共に模索していくことを期待する」とし、「サウジアラビアの若者が楽しめる音楽エコシステム（生態系）の構築に寄与したい」と述べた。

これを受け、バデル長官は歓迎の意を表した。

先立って、李総括プロデューサーは３月２３～２４日にサウジアラビア・リヤドを訪問し、サウジアラビア王女兼観光省次官のハイファ・ビント・モハメド・アル王女、ファイザル・アル・イブラヒム企画財政省長官、ハメド・ビン・モハメド・ファイズ文化省次官など政府高官らに会い、現地の若者が楽しめるエンターテインメント事業とメタバース都市建設を共にする方案を議論した。

ファイザル企画財政省長官は「音楽を越えて世界をつなぐＫ－ＰＯＰの力を知ることができた」とし、「李プロデューサーが見通すメタバース市場と未来エンターテインメントの世界に対するビジョンとエネルギーを伝授され、協力することを願う」と述べた。

ハイファ王女は「サウジの人口の７０％が３０歳未満だ。若者が楽しんで共有することができる音楽エコシステムを李プロデューサーに作って頂きたい。協業に期待する」と述べた。

李総括プロデューサーは「プロデュースを通じてサウジアラビアの若者が楽しめる音楽エコシステムの構築をはじめ、エンターテインメント事業とメタバース都市建設を作っていく方向を共に確立したい」と述べた。