尹大統領の就任式、視聴率17％で「歴代最低」

１０日の第２０代韓国大統領就任式で尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が就任宣誓をした時の瞬間視聴率は１７％台だった。

視聴率調査会社ＴＮＭＳによると、１０日午前１１時１１分ごろ地上波（ＫＢＳ・ＳＢＳ・ＭＢＣ）、総合編成チャンネル（チャンネルＡ、ＪＴＢＣ、ＭＢＮ、テレビ朝鮮）、報道専門チャンネル（聯合ニュースＴＶ、ＹＴＮ）、国会放送、ＫＴＶなど計１１チャンネルで同時に中継された尹大統領の就任宣誓の瞬間視聴率は１７．４％と集計された。

チャンネル別にはＫＢＳ（韓国放送公社）が６．６％で最も高く、ＳＢＳが３．３％、ＭＢＣ（文化放送）が２．６％、チャンネルＡが１．４％、テレビ朝鮮・ＹＴＮが各１．１％、聯合ニュースＴＶが０．５％、ＭＢＮが０．４％、ＫＴＶが０．２％、ＪＴＢＣ・国会放送が各０．１％だった。

別の視聴率調査会社ニールセンコリアによると、就任宣誓が放送された時間帯の地上波３局、総合編成チャンネル４局の視聴率は１６．１％だった。

チャンネル別にはＫＢＳが６．６％、テレビ朝鮮が３．２％、チャンネルＡが２．２％、ＳＢＳが１．８％、ＭＢＣが１．２％、ＭＢＮが０．７％、ＪＴＢＣが０．４％の順。

ニールセンコリアが集計した歴代大統領の就任式の視聴率と比較すると、今回の就任式の視聴率はかなり低い。歴代就任式の放送３局の合計視聴率は金泳三（キム・ヨンサム）元大統領が３３．４％、金大中（キム・デジュン）元大統領が３８．６％、盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領が２２．９％、李明博（イ・ミョンバク）元大統領２２．９％、朴槿恵（パク・クネ）元大統領が２１．１％だった。文在寅（ムン・ジェイン）前大統領は就任式行事が特になかった。