岸田首相「韓日間に難しい問題があるが放置できない」

岸田文雄首相が尹錫悦（ユン・ソクヨル）新大統領の就任式を控え、韓日関係改善の必要性を強調した。

９日の日本メディアによると、岸田首相はこの日、首相官邸で、尹新大統領の就任式に外相を特使として派遣することに関する質問を受け、「日韓の間には難しい問題が存在するが、このまま放置することはできない」と述べた。

岸田首相は「国と国との約束は守ることを基本としながら、我が国の一貫した立場に基づいて取り組みを進めていきたい」と話した。

続いてロシアのウクライナ侵攻に言及しながら「国際社会・国際秩序の根幹が揺らぎかねない、こうした事態を前にして、改めて日韓あるいは日米韓の協力の重要性を強く感じている」と述べた。

日本政府は１０日の尹新大統領の就任式に林芳正外相を首相の特使として派遣する。日本外相として４年ぶりに韓国を訪問する林外相は９日に朴振（パク・ジン）外交部長官候補者と会談する予定。