NAVER イーブックイニシアティブジャパン買収

韓国インターネットサービス大手のＮＡＶＥＲ（ネイバー）の子会社、ネイバーウェブトゥーンは３１日、日本のイーブックイニシアティブジャパンを買収したと発表した。

ネイバーウェブトゥーンの系列会社、ラインデジタルフロンティアは、イーブックイニシアティブジャパンの株式を１００％確保し子会社化した。

イーブックイニシアティブジャパンは電子書籍販売サービスの「ｅｂｏｏｋｊａｐａｎ」と、紙書籍オンライン販売サービス「ｂｏｏｋｆａｎ」をヤフーと協力、連携して運営している。

ネイバーウェブトゥーンは、日本最大規模の電子コミックプラットフォームを確保することになったと説明した。「ｅｂｏｏｋｊａｐａｎ」とラインデジタルフロンティアが日本で展開する電子コミックサービス「ＬＩＮＥマンガ」の昨年の取引額を合わせると約８０００億ウォン（約８０７億円）で、月間アクティブユーザー数（ＭＡＵ）は２０００万人を超える。

ネイバーウェブトゥーンの金俊九（キム・ジュング）代表は「今回の買収は世界最大を誇る日本の漫画市場でさらに飛躍するための決定だ。今後、日本でＬＩＮＥマンガの影響力を確固たるものにし、ウェブトゥーン（縦スクロール漫画）のエコシステム拡大に注力する」と述べた。