韓中日の文化交流行事「東アジア文化都市」　韓国・慶州で開幕へ

【慶州聯合ニュース】２０２２年の「東アジア文化都市」に選ばれた韓国南東部の慶尚北道慶州市で２５日に「東アジア文化都市２０２２慶州」の開幕式が開かれる。同市が２１日、発表した。

韓中日は２０１２年の文化担当相の合意に基づき、１４年から３カ国がそれぞれ選定した都市で１年を通じた文化交流行事を行ってきた。今年は慶州市、中国の済南市と温州市、日本の大分県が選ばれた。

　慶州市では２５日午後７時から開幕式が行われ、「輝かしい新羅文化、シルクロードにつながる」をテーマに各種公演が繰り広げられる。

　慶州市は、１１月まで東アジア青少年文化芸術祭と３カ国共同の文化である「灯」をテーマにしたさまざまな展示や体験イベントを開催する。

　このほか東アジア共生協力シンポジウム、酒類文化祭り、韓中日建築様式広報館、伝統様式フォーラムなどの学術行事も開かれる。

　朱洛栄（チュ・ナギョン）慶州市長は、「今回の行事が東アジア文化をつなげるものとして各国の文化を共有する場になるよう努力する」と述べた。