頭殴られ負傷の与党代表　「きょう退院して最後の遊説に加わる」

【ソウル聯合ニュース】韓国革新系与党「共に民主党」の宋永吉（ソン・ヨンギル）代表は８日、前日の選挙運動中に男からハンマーで頭を殴られ負傷したことを巡り、自身のフェイスブックに「後頭部を殴られたが、幸い致命的な部位は避けられ、脳出血もなかった。きょう退院して最後の遊説に加わる」と書き込んだ。

宋氏は７日正午過ぎ、ソウル市内で９日投開票の大統領選の選挙運動を行っていたところ、高齢の男からハンマーで頭を数回殴られ、病院に運ばれた。男は現行犯逮捕された。

　大統領選では、共に民主党候補の李在明（イ・ジェミョン）前京畿道知事と保守系最大野党「国民の力」候補の尹錫悦（ユン・ソギョル）前検事総長が激しく競り合っている。宋氏はフェイスブックに「李在明政権は小さなことにも耳を傾け、応えていきたい」などと書き込み、李氏への支持を訴えた。