欧州カー・オブ・ザ・イヤーに起亜「ＥＶ６」　韓国ブランドの受賞は初

【ソウル聯合ニュース】韓国・現代自動車子会社の自動車大手、起亜は１日、スイス・ジュネーブで２月２８日（現地時間）に開かれた「欧州カー・オブ・ザ・イヤー２０２２」のオンライン授賞式で、自社の電気自動車（ＥＶ）「ＥＶ６」が最優秀賞にあたる「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。

韓国ブランドの欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞は初めて。１９６４年に始まった同賞は、米国の「北米カー・オブ・ザ・イヤー」と並び世界で最も権威ある自動車賞に挙げられる。伝統的な自動車大国のドイツや英国、フランスのブランドだけでなく、米国や日本のブランドも候補に上がり、優劣を競う。

　ＥＶ６は現代自動車グループ独自のＥＶ専用プラットフォーム（車台）を採用したＥＶで、広い車内空間や超急速充電システムなどを備える。昨年１０月の欧州での販売開始以来、今年１月までに累計１万１３０２台を売り上げた。