韓国の新規コロナ感染者１３万８９９３人　死者１１２人

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は１日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１３万８９９３人増え、累計３２７万３４４９人になったと発表した。重症・重篤患者は７２７人。新たな死者は１１２人で２日連続で１１０人を上回った。

１日当たりの新規感染者数は前日（１３万９６２６人）より６３３人少ないものの、１週間前の２月２２日（９万９５６９人）に比べると約１．４倍、２週間前の２月１５日（５万７１６９人）比では約２．４倍に上る。

　週末の検査件数減少の影響がまだ残り、新規感染者は少なめだが、週の半ばから再び増えると予想される。

　防疫当局は複数の研究機関の予測を基に、3月初めから中旬にかけて流行がピークを迎え、１日に１８万～３５万人の新規感染者が発生するとみている。

　一方、この日発表された重篤・重症患者数は７２７人と、前日から１２人増えた。半月前の２月１４日に３００人を超えた後、増加ペースが加速し、前日から７００人を上回っている。３月中旬か末には１７００～２７５０人まで増えると予想される。

　重症者用の病床使用率もじわじわと上がっている。１日午前０時時点で４８．３％。このうち首都圏（ソウル市、京畿道、仁川市）の４４．４％に対し、首都圏以外が５７．４％と高い。

　在宅治療（自宅療養）中の人は７９万２４９４人で前日から４８６０人減った。

　死者は１１２人増えた。過去最多を更新した前日（１１４人）よりは少ないが、２月２６日と並び過去２番目の多さで、計８１７０人となった。

　市中感染者は１３万８９３５人で、地域別では京畿道が３万９２１１人、ソウル市が２万７８８５人、仁川市が８９５６人と首都圏が７万６０５２人（５４．７％）だった。首都圏以外の地域は６万２８８３人。海外からの入国者の新規感染は５８人だった。