ソウルの人口１０４５万６千人、５年連続で増加

【ソウル１９日聯合ニュース】ソウルの人口が５年連続で増加し、市民の平均年齢も１０年前に比べ上昇したことが分かった。
ソウル市が１９日に発表した人口統計によると、ソウルの人口は昨年末基準で前年比０．３％増の１０４５万６０３４人を記録した。増加の内訳をみると、韓国人の人口が８１１７人増えたのに対し、外国人人口は就業を目的とした韓国系中国人の増加に伴い２万６１３５人増えた。

ソウル市民の平均年齢は３７．０歳で、１０年前の１９９８年に比べ４．７歳上昇した。６５歳以上の人口は１０年前（約５０万５０００人）を大幅に上回る８９万８７００人となり、高齢化が急速に進んでいると分析された。出生児数は９万６２４１人と前年に比べ３８６６人減少した。出生児数は２００６年から２年間の増加したが、再び減少に転じた。これについてソウル市は、生まれた子どもが金持ちになるとされる２００７年の「黄金のブタ年（亥年）」の効果が一時的なものにととどまったとみて、政策的支援が強化されるべきだと分析した。

また、人口に占める女性の割合は男性１００人に対し１０１．７人で、前年の１０１．４人よりやや上昇した。

外国人人口は２５万５２０７人だった。２００３年以降急増していたが、経済危機による雇用減少などの影響で昨年第３四半期をピークに減少に転じた。

区ごとの人口は、蚕室地域の人口流入が多かった松坡区が６７万６５８０人で最も多く、人口が最も少ない中区（１３万８８１１人）の４．９倍に達した。