韓国の新規コロナ感染者３８３３人　日曜発表では５週ぶり４千人下回る

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は２日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から３８３３人増え、累計６３万９０８３人になったと発表した。日曜日に発表される土曜日の感染者数としては５週ぶり４０００人を下回ったが、重篤・重症患者は１３日連続で１０００人を超えた。

この日の感染者数は前日より５８３人減った。週末のため検査件数が平日に比べ少なかったのに加え、先月初めから強化された防疫措置の効果が出ているとみられる。政府は私的な集まりを最大４人に制限し、飲食店・カフェなどの施設の営業時間を午後９時までとする防疫措置を２週間（３～１６日）延長すると発表した。

　ただ、重症者数と死者数は依然として高い水準が続いている。重篤・重症患者は１０２４人となり、前日より２５人減ったが、１３日連続で１０００人を上回っている。死者は６９人増え、計５６９４人となった。

　変異株「オミクロン株」の新たな感染者は９３人で、累計１２０７人となった。すでにオミクロン株の市中感染が広がっているとみられる中、先月３０日からオミクロン株の感染有無を３～４時間以内に確認できるＰＣＲ検査が導入され、確認される感染者も増えている。