ソウルの市内バス満足度　15年連続最高点更新

韓国のソウル市は２９日、市内バスの満足度調査を行った結果、今年は昨年より１．４２点高い８３．４４点を記録したと発表した。

市内バスの満足度はソウル市が２００６年に調査を開始してから毎年最高記録を更新しており、今年も過去最高点となった。

マウルバス（コミュニティーバス）の満足度は、昨年より０．８７点高い７９．５９点だった。

市内バスとマウルバスはいずれも、信頼性、快適性、安全性の全項目で昨年に比べ点数が上昇した。なかでも、信頼性は市内バス（８４．５３点）とマウルバス（８１．１７点）でともに過去最高点を獲得した。

乗客が最優先に望む改善事項は、市内バスとマウルバスのどちらも「車内の清潔度」だった。

ソウル市は「現在全てのバスで１回運行するごとに防疫消毒を行っている」として、市民が安心してバスを利用できるように防疫強化と管理を引き続き行う予定だと説明した。

このほか、空気清浄機などを備えた未来型のバス停「スマートシェルター」は利用者の９４．２％が満足していると答えた。