午後６時以降は集まり「２人まで」　首都圏の防疫措置を２週間延長＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部第２次長の全海チョル（チョン・ヘチョル）行政安全部長官は２３日、首都圏（ソウル市、京畿道、仁川市）に適用している新型コロナウイルス感染防止策「社会的距離の確保」の最高レベル（第４段階）と午後６時以降の３人以上の私的な集まりの禁止措置を２週間延長する方針を発表した。

韓国政府は１２日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、首都圏の社会的距離の確保のレベルを第４段階に引き上げた。同措置は２５日に終了する予定だったが、流行の「第４波」が続いているため、来月８日まで延長する。

　全氏は「第３波当時、１日平均の新規感染者数は６６０人水準だったのに比べ、第４波の今は１４１０人水準で規模が２倍以上大きい」と説明。「首都圏以外も安心できない状況」として、「感染拡大を防ぐためには私的な集まりと移動を減らすしかない」と強調した。