「ヘイリ芸術村」の文化地区指定を推進…坡州

【坡州３０日聯合】公演、芸術、展示などの文化施設を集めて形成された「ヘイリ芸術村（ヘイリ・アートバレー）」が、来年末にも文化地区に指定される見通しだ。
　京畿道坡州市は３０日、ヘイリ芸術村の都市計画法上の文化地区指定を目指し、基本計画策定に向けた研究に着手したと明らかにした。文化地区に指定されれば、公演場など文化・芸術関連業者は、各種税金や負担金の減免、施設の改修・補修などに必要な融資金の支援などが受けられる。また、地区指定の趣旨に合わない娯楽施設などの新規営業は禁止される。

　文化指定推進はヘイリ側の要請によるもので、市は文化地区指定を通じ、ヘイリを文化・観光の名所に育成していく方針だ。９月１５日ごろ研究結果が出次第、指定手続きに取りかかり、来年末までに終える計画だ。

　ヘイリ芸術村では現在、１２０余りの建物でギャラリー、書店、博物館、音楽鑑賞室などの文化施設が運営されている。ドラマや映画のロケなどにも多く使われており、訪れる観光客も多い。