韓国プロ野球、選手の相次ぐ感染でリーグ中断

韓国プロ野球が選手の新型コロナ感染でリーグを１週間中断する。韓国野球委員会（ＫＢＯ）は１２日、ソウル道谷洞（トゴクトン）野球会館で理事会を開き、このように決定した。

最近、首都圏を中心に新型コロナが急速に拡大する中、先週末にＮＣダイノスで３人、斗山ベアーズで２人の選手の感染が確認された。ＫＢＯは１１日、緊急実行委員会を開いてリーグ中断を議論したが、結局、理事会に決定を委任した。

感染者が出た球団は戦力の損失を憂慮してリーグを中断しようと要求したが、他球団は３月に配布されたＫＢＯ新型コロナ統合マニュアルに基づき「代わりの選手でリーグを運営しよう」と主張した。

ＫＢＯリーグは１９日からオリンピック（五輪）休息期に入る予定だったが、理事会の決定に基づき１週間繰り上げてリーグを中断した。