韓国で大規模セール始まる　コロナ克服・消費活性化

【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスを克服し、消費を促すための大規模なセールイベント「大韓民国同行セール」が２４日、始まった。

同セールが開かれるのは昨年に続き２回目。来月１１日まで１８日間開催され、流通大手やインターネット通販、地方自治体のオンラインモール、中小企業、小規模事業者、伝統市場などが参加する。

　インターネット通販では中小企業や小規模事業者の優秀な商品を最大７０％引きで販売し、百貨店や大型スーパーでは夏向け商品の企画イベントを行う。家電、自動車、家具、衣類などの特別割引販売も行われる。

　ソウル・鍾路の世運商店街の屋上スタジオと中小企業流通センターのライブスタジオを中継で結ぶ形で開幕式も開かれ、金富謙（キム・ブギョム）首相、権七勝（クォン・チルスン）中小ベンチャー企業部長官、鄭震洙（チョン・ジンス）中小企業流通センター代表、企業代表らが出席した。

　金首相は開幕式で「最近は新型コロナワクチンの接種率も上昇し、内需と消費心理が回復するなど経済回復の兆しがみえている」とし、「中小企業、小規模事業者、伝統市場と地域経済のために力添えをお願いしたい」と呼び掛けた。